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ウパを孵化させて育てる方法は、人それぞれだと思いますが、私の場合を書いてみました。
卵を産み付けられた人工水草、チューブなどは30センチの小さい水槽に移動。その際、卵の周りの寒天質に餌の食べ残しなど汚いものが沢山つきすぎている場合は、寒天質を外して卵だけ転がしておく。(外敵もおらず水流も弱い水槽内ではこれでOK)。 水温は室温のまま、小さいエアストーンで酸素と水流を提供。数匹の♀が違う日に生んだ卵は、それぞれ分けておくと後の管理が楽。 無精卵、途中で成長がとまった卵は、スポイトで撤去。 卵のなかでクルクル動き回るようになると孵化も間近。もう一つ衣装ケースなど底面積の大きい軽い容器を用意。 最初の1~2割が自力で脱出したところで、残りの卵も強制的に出てもらう。スポイトで卵の殻の表面をちょっと吸うようにして破くと、簡単に出る。こうすれば、全てのベビーの成長にバラつきが出ない、寒天質にからまって出られないベビーがいなくなるので、孵化率は100%になる。このとき、ベビーは底に転がっているが心配ない。水草などは撤去して、モヤモヤ汚れにからめとられないようにする。 2日ほどすると、ヨークサックが小さくなって泳ぎ回るようになる。このときに新しい容器に水を10センチほどはって移動。水槽を叩いたりかき回したりすると上層部に泳ぎ出るので、そこをすくう。網が使いにくければ、茶漉しやアクすくいの網おたまでもいい。 ブラインシュリンプを湧かし始める。うちでは熱帯魚水槽にペットボトル500mlの底を切って逆さまにしたものをつるし、エアレーションして湧かしている。逆さまにしないと底の角にブラインシュリンプ卵が溜まって攪拌されないので孵化率が悪い。ペットボトルの口にはろ過マットを切って栓をすると塩が飛び散らない。 また、孵化したブラインは日が経つと殻が硬くなる、死骸が混ざるなどで宜しくないので、一日2回で使い切り、容器を洗って翌日分を湧かす。 1~2週間はブラインのみ。固形飼料を砕いたものや冷凍ミジンコも食べないことはないが、たいして食べないので水が汚れて却って面倒だった。食べたブラインは腹に赤く透けて見えるので、とてもやりがいがある。たまに食道が細いのか、ほとんど食べられないベビーがいるが、ブラインより細かい餌は事実上入手できないので、諦めるしかない。 水は全量毎日換えてよいが、カルキ抜きはしっかりする。育ってきたら、適宜容器を分けてもいい。 2週間ほどしたら冷凍アカムシや活きイトミミズも混ぜる。食欲がすさまじいのでブラインが追い付かなくなる。アカムシはスポイトで躍らせてやるとだまされて食いつく。手足が生えてきたら、何故かこの頃から配合飼料も拾って食べるようになる。沈下性金魚の稚魚用を愛用している。 手足が生えた頃から、弟妹たちが手足の食いあいをする。また生えてくるが、人にあげたいときなど可愛い盛りに手足が欠けているのは都合が悪いので、差し上げる分は小さい惣菜パックなどに分けて飼う。エアはなくていい。配合飼料は、目の前にゆらゆらと落としてやると反射的に食いつくようになり、数日でばらまいても食べるようになる。これ以降は親と同じ飼い方でよい。 この方法のいいところは、孵化率と成長率が高いところ。産卵数が少なかったり、欲しい色のベビーの数が少なそうだったりすると、受精した分は確実に育てたいものです。逆に、粗放的に飼うより少し手間がかかるので、殖えすぎて困るほどならば、もっと大雑把に飼って自然の摂理に任せるほうが強い仔が残るかもしれません。
by cuora
| 2008-02-28 21:57
| 両生類
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